- デザインの仕事ってどうやって見つけるの?
- フリーランスの生計の立て方が分からない…
- フリーランスで仕事がない時はどうすればいいの?
そんな初心者にフリーランスで稼ぐ具体的な方法をプロのデザイナーが解説していきます。
目次
フリーランスのWEB・グラフィックデザイナーの仕事の取り方
今はデザイナーが仕事を受注できるサービスが充実してきたこともあり、スキルさえあれば仕事が見つかる時代になりました。
特にWEBデザインの仕事は溢れている状況です。
ただ毎月安定して収入を得るには、色々なコツがあります。
この記事では、『デザイナーのお仕事受注サービス』『仕事を安定させるコツ』『仕事が暇な時にするべきこと』などを解説していきます。
フリーランスデザイナーにおすすめのお仕事受注サービス
まずはフリーランスのデザイナーなら登録しておくべき、デザインのお仕事受注サービスを紹介します。
受注サービスには、『プラットフォーム型』と『エージェント型』があるのですが、プラットフォーム型の方が初心者向けです。
まずはプラットフォーム型の受注サービスについて解説していきます。
初心者におすすめのプラットフォーム型 デザイン受注サービス
プラットフォーム型のお仕事受注サービスで、もっとも有名なものが「クラウドワークス」です。
クラウドワークスは登録さえすれば、見ず知らずの他人に仕事を発注したり、受注したりできるサービスです。
デザイナー側のメリットとしては、誰でも登録できて仕事がもらえるチャンスがあるということです。
デメリットは、低賃金になりがちで、評価も実績も少ない初心者だといい仕事ももらえません。
ただフリーランスになりたてのデザイナーが顧客をみつけるのに良いサービスなので、仕事が少ない時期に利用するのはおすすめです。
フリーランスデザイナーの顧客探しにおすすめの「クラウドワークス」
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エージェント型のデザイン受注サービス「案件紹介サービス」
エージェント型のお仕事受注サービスは、実績のあるデザイナーにおすすめです。
高単価案件の仕事が多く収入も安定しやすいです。
「高収入を目指したい!」「安定して仕事が欲しい。」
そんな方の為に専用のエージェントが仕事を紹介してくれます。
中小企業〜大手まで実力に見合った仕事を紹介してくれるので、ある程度経験を積んで、これから独立するデザイナーにおすすめです。
先ほど紹介したクラウドワークスも案件紹介サービスを運営しています。
クラウドワークスが運営するフリーランスデザイナー向け案件紹介サービス「クラウドテック」
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クラウドテックの案件紹介サービスは、エンジニアやデザイナーとして働いた実績があれば利用できます。
通常案件紹介サービスは高額な案件が多く、最低でも2〜3年実績がないと仕事を紹介してもらえません。
だから実績が少ない人にもクラウドテックはおすすめです。
案件紹介サービスは基本的に福利厚生や社会保障もついているので、安定して稼ぎたい方におすすめです。
フリーランスデザイナーになって高収入を目指したい・・・
「フリーランスで年収1000万円以上稼ぎたい…」
そんな方にはWEB・ゲームの求人に特化した案件紹介サービス大手の「レバテッククリエイター」がおすすめです。
WEB・ゲームデザイナーにおすすめのレバテッククリエイター
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レバテッククリエイターは、WEB・ゲーム業界に特化したフリーランス向けの案件紹介サービスです。
高単価案件の仕事が多く、求人数も豊富です。
実務経験が1年以上あれば登録することができるので、実績があって高収入を目指したい方にいいでしょう。
フリーランス1年目のWEB・グラフィックデザイナーはどうやって生活しているの?
先ほど紹介した、エージェント型のお仕事受注サービスを使えば仕事は安定しますが、スキルや実績が少ないとエージェントもなかなか仕事を依頼してくれません。
実績があるなら、それまで働いていた会社のクライアントやツテで色々な仕事があるでしょう。
ただそこまで実績がないという人にもおすすめの稼ぎ方を紹介しておきます。
まずは空いた隙間時間に作業できる「素材販売」がおすすめです。
フリーランスデザイナーにおすすめの隙間仕事「素材販売」
素材販売は、イラスト・デザイン素材・写真などを販売する仕事です。
写真を撮影したり、イラストを作成して、それを素材販売サイトにアップして稼ぐので素材を作る過程でデザインのスキルもあがります。
アップした素材は半永久的に販売されるので、資産となり不労所得となります。
フリーランスが安定するには不労所得も重要になるので、時間がある時に不労所得の種を蒔いておきましょう。
いずれ役にたってくれます。
素材販売では素材を作る過程でデザインソフトの操作やイラストを作るコツなどを勉強しながらお金を稼げるので、初心者には特におすすめの仕事です。
素材販売の仕組みなど詳しいことは別記事に書いているので、参考にしてください↓
フリーランスのWEB・グラフィックデザイナーが収入を安定させるコツ
フリーランスのデザイナーが収入を安定させるコツは『見積もりの取り方』と『仕事を複数持つこと』です。
デザインで収入をしっかり確保するには、見積り(特にデザイン費の計算方法)が重要です。
見積りが苦手で廃業していくデザイナーを何人か見てきました。
デザインセンスがあっても見積りが甘ければ生活していけません。
見積りについても少し解説していきます。
フリーランスデザイナーの見積もりの出し方
「デザイン費の見積もりについては時給計算で出すのがおすすめ!」みたいな記事がたくさんありますが、完全に間違っています。
時給計算は全くおすすめしません。
時給計算で見積もりを計算すると、クライアントは自然と金額で「商品を買う」意識を持ってしまいます。
それにデザイナーは実績を積むほど仕事も早くクオリティも高くなっていくので、単純な時給計算では正しい見積りが作れません。
初心者が3日かけるデザインを実績豊富なデザイナーは2時間で仕上げます。
これを時給計算にすると実績豊富なデザイナーは正しい金額を受け取ることが難しいのがわかると思います。
デザイン費の計算方法については、しっかり勉強しておく方がいいでしょう。
見積りに関しては別記事に詳しくまとめているので、よければ参考にしてみてください↓
フリーランスのデザイナーが仕事を安定させるには複数の仕事を持つ
デザインだけで生活が安定する人は世の中に少ししかいないと思います。
デザインという仕事は景気に左右されるので、スキルやセンスがあっても仕事が回ってこないこともあるでしょう。
そんな時に仕事が複数あったり不労所得のようなものがあれば気持ち的にもラクですし、仕事がこなくなっても冷静に対処することができます。
先ほど紹介した素材販売は収入を多く上げるのには時間がかかりますが、不労所得になるので時間が空いた時にコツコツ素材を作っていけば一定の収入を得ることができます。
他にもデザインができるなら、多くの仕事を生み出すことができます。
初めのうちは自分で仕事を作るといったことが難しいかもしれません。
まずはデザイン以外の仕事に着手して、仕事ができる範囲を増やしていくといいでしょう。
デザイン以外の仕事の幅を広げるには「ココナラ」がおすすめ
デザイン以外でも自分に得意なことがあれば仕事として稼働するのはありだと思います。
ココナラでは一緒にゲームを進める仕事など自分が得意なことを仕事にできるサービスを展開しています。
自分独自のサービスを作ると、その仕事は独占できるので顧客がつけば安定しやすいです。
ココナラの使い方や稼ぎ方も詳しく別記事でまとめているので参考にしてください↓
デザイナーが大きく稼ぐには自分のWEBサイトで仕事を受注する
今すぐ収入を安定させて稼ぐには、記事冒頭に紹介したエージェント型のお仕事受注サービス「案件紹介サービス」が1番いいでしょう。
ただ自分のサイトで仕事を受注すると、もっと大きく稼げて安定感を持たせることができます。
例えば、デザインの仕事を受注するのに便利な「クラウドソーシング」や「案件紹介などのサービス」は手数料が取られて、その分収入が減ります。
そこで自分のWEBサイトを作成して、そこから仕事が受注できるようになれば手数料分はまるまる自分の収入になります。
まずは自分のWEBポートフォリオサイトを作るといいでしょう。
フリーランスデザイナーのポートフォリオサイトの作り方
ポートフォリオサイトを無料で作りたいなら、Adobeポートフォリオがおすすめです。
無料でフリーランスデザイナーのWEBポートフォリオを作るなら「Adobe Portfolio」
AdobeポートフォリオはAdobeのソフトを利用していれば無料で使うことができます。
まだWEBポートフォリオサイトがない方はこちらを利用するといいでしょう。
本格的なフリーランスデザイナーのWEBポートフォリオを作るなら「WordPress」
本格的なポートフォリオサイトを作りたい方は、WordPressを使うのがいいでしょう。
WordPressも無料で利用できます。
\無料で利用できる/
WordPressの公式サイトはこちら
WordPressは、HTMLに不慣れな人でも簡単にWEBサイトを作れるシステムのことです。
無料で利用できるので、世の中の多くのサイトはWordPressを使って作成されています。
簡単にWEBサイトを作れるといってもクオリティの高いサイトを初心者が0から作るのは難しいです。
そんな時はWordPressのテーマを利用するといいでしょう。
テーマは簡単に言えばWEBサイトのテンプレートのようなものです。
初心者デザイナーにおすすめのWordPressテーマは「スワロー」
上記のスワローは、このブログでも使用しているシンプルなテーマですが汎用性も高く、WordPressの導入を簡単にできる機能もついてるので初心者におすすめです。
WordPressのテーマは無料のものやポートフォリオに特化したテーマなど色々あるので、自分に合ったテーマを探して使ってみるといいでしょう。
ポートフォリオに特化したテーマに関しては別記事にまとめているので、参考にしてください↓
仕事がない時、フリーランスのデザイナーは何をしてるの?
仕事がない時は、ポートフォリオを強化したり仕事が入ってくるための準備をするといいでしょう。
デザインの本を読むのもおすすめです。
仕事がないからといって、値下げして仕事を取りにいくのはおすすめしません。
デザインは今の自分の実力に合った額で受注するようにしましょう。
仕事がない時に、どのように過ごすかで10年後の収入は大きく変わります。
気分転換に遊ぶのもいいですが、フリーランスの生活は誰も保証してくれないので、しっかり将来に備えておきましょう。
フリーランスデザイナーが成功する秘訣はSNSでファンを作る
SNSで毎日ロゴをアップし続けて有名になったデザイナーがいます。
毎日ロゴの著者、石川竜太さんです。
毎日ロゴ 無名デザイナーが365日、毎日ロゴをつくり続け 有名デザイン賞を受賞したロゴデザイン上達法
上記の本はSNSで成功した事例ですが、石川さんのように自分のデザインをアップしてファンがつけば仕事につながりやすいです。
TwitterやInstagramは競争率が激しく人気を出すのは難しいので、TikTokなどのショート動画系のSNSが今の狙い目です。
SNSでフォロワーを増やすコツはインフルエンサーが本を出しているので、参考に何冊か読むのもいいでしょう。
TikTokハック あなたの動画がバズり続ける50の法則
SNSでファンを作るための本については別記事でまとめているので参考にどうぞ↓
安定したフリーランスデザイナーを目指すなら、まずは就職して実績を積む
フリーランスデザイナーの多くはどこかの会社にプロとして勤めた後に独立するのが一般的です。
私もそうですが、プロとして働いた後に独立すると元の取引先から連絡が来て仕事をすることが多いです。
それに一度プロとして現場を経験することで、仕事の流れや重要なポイントを学ぶことができます。
本やブログだけでは学べないことも多いので、現場で経験を積むということは大事でしょう。
それにプロとしての実績があれば顧客からも信頼されます。
ちなみにデザイナー就職を目指すなら専用の求人サイトを利用しましょう。
クリエイター向けの求人サイトは業種や職種でサービスが分かれているので、自分にあった求人サービスを利用するのがいいでしょう。
例えば、広告系のデザイナーになりたいなら「マスメディアン」がおすすめです。
広告系のグラフィック・WEBデザイナーを目指すなら「マスメディアン」がおすすめ
上記は広告・マスコミ関連の仕事を総合的に探すことができます。
デザイナー向けの求人サイトは別記事にまとめているので、よければ参考にしてみてください↓
デザイナーに就職することができない時の対処法
「プロのデザイナーになって経験を積みたいけど就職先がみつからない…」
もちろん運や巡り合わせなどもありますが、何社も採用試験を受けて受からないなら実力不足の可能性が高いです。
まだ学生なら美大や専門学校を目指すのがいいと思いますが、社会人の場合は受験から始める時間がありません。
社会人からプロのデザイナーを目指すなら、「社会人向けの週末・夜間に開講している学校」や「オンラインで学べるスクール」など働きながら学べる環境を探すのがいいでしょう。
例えば仕事が忙しくて通学できない人は、オンラインで完結するようなスクールがおすすめです。
さらに就職のしやすさで選ぶならWEBデザイナーがいいでしょう。
グラフィックやゲームデザイナーの場合はライバルが美大生なので就職が厳しいです。
WEBデザインの場合は、就職の間口も広く社会人からでも学べる学校が多いというメリットもあります。
ちなみに働く社会人におすすめのオンラインスクールは「デジハリ・オンライン」です。
社会人からプロのWEBデザイナーを目指すなら「デジハリ・オンライン」がおすすめ
デジハリ・オンラインは、年2,000人以上が入学している人気のデザインスクールです。
9万人を超える卒業生がクリエイティブ業界で活躍している実績もあるので、就職を目指す人におすすめです。
他にもおすすめのデザインスクールは別記事で紹介しているので、参考にしてください↓
フリーランスのWEB・グラフィックデザイナーの仕事の取り方まとめ
この記事ではフリーランスのデザイナーが仕事をとる方法を紹介してきました。
「仕事がない、リピートも少ない。」といったことが続くなら、まだデザイナーとしての実力がついていないのかもしれません。
その場合は、学校やスクールを考えてみてもいいでしょう。
実績も実力もあると思うなら、仕事の取り方を工夫するといいでしょう。
クライアントが少ないなら、「お仕事マッチングサービス」「案件紹介サービス」などを利用して受注が安定するように調整する必要があります。
この記事で紹介した様々なサービスを利用してみてください。
いずれ自分にあった働き方がみつかるはずです。
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