- 表紙には何を書けばいいの?
- ポートフォリオに表紙は必要なの?
- ファイルか冊子、どっちで作ればいいの?
そんな方に、ポートフォリオの見本を参考に表紙の必要性や書くことを解説していきます。
目次
ポートフォリオに表紙デザインは必要なの?
ポートフォリオの表紙は、はじめに目がいくところです。
表紙に名前が書いてあるだけでも気が利く人だと思われます。
表紙に名前がないポートフォリオだと、誰のものか調べるのに一手間かかるからです。
いい表紙デザインなら興味も持つでしょう。
ポートフォリオは本と一緒です。
表紙のデザインで見る人の心を掴むことが重要です。
ポートフォリオの表紙のメリット!
僕が採用面接を受けた時の話ですが、その時は20人くらいが面接を受けていました。
その中で僕1人が選ばれたのですが、
選ばれた1番の理由はポートフォリオでした。
合同面接で応募者のポートフォリオを見る機会があったのですが、表紙付きで冊子のポートフォリオは僕だけでした。
作品のクオリティは並でしたが、それでも僕が採用された理由は、
プレゼンとポートフォリオの見た目だと思います。
僕は印刷会社に依頼して冊子にしたので、見た目のクオリティが高かったのだと思います。
その他にもipadに描いたイラストも見せて、デジタルで描けることもプレゼンしました。
ipadでプレゼンしているのも僕だけでした。
そういった他の人とちょっと違う感じを演出したことが採用に繋がったのだと思います。
冊子とファイルのポートフォリオの違いは?
冊子のポートフォリオ
冊子のメリットは、見た目がいいことです。
ファイルのように厚みがないので、見る側も扱いやすいです。
1度データを作ってしまえば、あとは印刷するだけなので手間もかかりません。
デメリットは、作品を簡単に入れ替えれないことです。
ポートフォリオは見せる相手によって作品を入れ替えないといけません。
なぜなら、イラストメインのポートフォリオをイラストを使わない会社に提出しても反応はよくないからです。
冊子の作り方
冊子を作る方法は2通りあります↓
- 印刷会社に依頼する
- 自分で作る
印刷会社に依頼する
印刷会社は、大きく分けて2つあります↓
- 店舗型の印刷会社
- ネット印刷
美大の学生は、キンコーズなどの店舗型の印刷会社をよく使っています。
ただ最近ではネット印刷のクオリティが高く・価格も安いので、
個人的にはネット印刷がおすすめです。
ポートフォリオにおすすめのネット印刷会社はラクスルです。
ラクスル
ラクスルのメリットは3つ↓
- 価格が安い
- 初回割引がある
- 1部からでも注文できる
料金がリーズナブルなので、
1部だけでも格安で作ることができます。
オーソドックスな中綴じ冊子の料金表↓
印刷料金を安く済ませる方法
工夫すれば印刷費はかなり安くなります↓
- 届くまでの日数を伸ばす
- 部数を増やす
例えば、1部でお届け日を次の日に指定すると1冊560円ですが、
100部で7日後のお届けにすると1冊44.8円になります。
さらに初回は1,000円〜10,000円のクーポンが貰えるので、格安で印刷できます。
冊子を自分で作る
冊子を自分で作る主な方法は3つあります↓
- ステープラーで製本
- ハードカバー
- 糸で製本
冊子を作る方法はビビビットの記事を参考にどうぞ↓
https://hataraku.vivivit.com/portfolio/binding
もっとラクに作りたいなら、製本キットを使うといいでしょう。
コクヨ 製本カバー 195 A4 5冊入 紺
ステープラー製本ができるキットです。
ファイルにまとめるポートフォリオ
ファイルのメリット↓
- 安く作れる
- 作品の入れ替えがラク
- カンタンに作品を追加できる
ポートフォリオは提出する相手によって、
作品の内容や順序を入れかえることが重要です。
ですので、作品を頻繁に入れ替えるならファイルの方が便利です。
ポートフォリオにおすすめのファイル
ポートフォリオにおすすめのファイルはレポートメーカーです。
価格が5冊で442円と安く、ポートフォリオとも相性がいいです。
コクヨ レポートメーカー 製本ファイル A4 ダークグレー 5冊入
レポートメーカーの特徴は、ファイルなのに表紙をつけれます↓
レポートメーカーはホッチキスで留めるタイプなのでデメリットもあります。
- 再利用が難しい
- 作品を入れ替えるのにホッチキスを外す必要がある
ですので作品を頻繁に入れ替えたい場合は、見た目の美しいヒトトキなどがいいでしょう。
キングジムのクリアファイルヒトトキ
価格が412円〜と安く見た目もいいのでおすすめです。
サイズもA4で10、20、40ポケットがあるので、作品数に合わせたファイルを選べます。
ポートフォリオの表紙の作り方!
ポートフォリオの表紙に書くこと
ポートフォリオの表紙には何を書けばいいの?
まずは名前を書きましょう。
面接官があとから見返しても、誰のポートフォリオかすぐに分かることが重要です↓
ポートフォリオの表紙の考え方
ポートフォリオは自分をアピールするためのものです。
表紙には自分が得意なことやアピールしたいものを入れるのがおすすめです。
例えば、イラストが得意なら表紙にイラストを入れるのもいいでしょう↓
人柄をアピールしたいと思うときは自分の写真を載せると印象に残ります↓
ファイルでまとめる場合は、オリジナルファイルを作るのもいいと思います↓
簡単にオリジナルファイルを作りたいなら、Illustratorでシールをデザインしてファイルに貼るだけでもいいでしょう。
オリジナルシールもラクスルで発注できます。
Illustratorでデザインしたことがないなら、公式サイトで色々学べるのでおすすめです。
Illustrator
表紙を作るときに気をつけるポイント
ポートフォリオは、印象に残るということが重要です。
例えば、有名なアートディレクターの森本千絵さんは、2トントラックに作品を積んで博報堂の面接を受けました。
そのように2トントラックとまではいわなくても、目立つ工夫は必要です。
みんなが考えないような表紙だとオリジナリティが出ていいでしょう↓
ポートフォリオの表紙デザイン例
ポートフォリオの表紙デザインを考える時は、
見本のポートフォリオを見るのがおすすめです。
ここからは採用されたポートフォリオの表紙を解説していきます。
色で目立たせる
多くのポートフォリオの中で目立つには色が重要です。
特に明るい色は目を引くのでおすすめです。
印象的なデザイン
手の込んだ表紙デザインは印象に残ります。
人と被りにくい表紙を考えるといいでしょう。
職種に合わせた表紙
自動車業界のポートフォリオには、スケッチ描写力が非常に重要です。
自分の行きたい業界のことを研究して、自動車スケッチを表紙にしたこのポートフォリオはもちろん採用されました。
表紙にイラストを使う
イラストレーター、キャラデザ、コンセプトアーティストなどイラストを描く職種ではイラストを表紙にするのがおすすめです。
クオリティの高いイラストは印象に残ります。
面接を受ける会社のイラストに特徴があるなら、その会社のイラストを描けることをアピールするのもいいでしょう。
素材にこだわった表紙
特殊な加工をしたり、素材にこだわるのもおすすめです。
特にグラフィックデザインでは素材や加工にこだわったポートフォリオは評価されます。
仕事でも素材や加工のことを考えるので、色々試せば実践にも役立つでしょう。
自分の1番の作品を表紙にする
自信作を表紙に持ってくるのもいいでしょう。
自分が行きたい業界に合った作品なら実力も示せます。
この表紙はゲーム業界が求めている基礎画力とフォトリアルな表現を意識して作っています。
表紙を加工する
表紙に特殊な加工をするのもいいでしょう。
こういっためくりたくなるような表紙だと興味を持ってもらいやすいです。
ポートフォリオの表紙デザインまとめ!
ポートフォリオの表紙は、はじめに目がいくところです。
いい表紙デザインなら、ポートフォリオの中身も読みたくなります。
企業がどんな人材を求めているのか、しっかり研究していい表紙をデザインしてください。
どうやってポートフォリオを作ればいいか分からない。
そんな方にポートフォリオにおすすめの学習サービスをまとめておいたので、ぜひ参考にしてください。
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ポートフォリオにおすすめの学習方法!
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