この記事ではこれからノマドワーカーになるための方法について解説していきます。
- 今の仕事が好きじゃない
- カフェで仕事するのに憧れる
- 収入が少なくても自由に働きたい
そんな方に未経験者がこれからノマドワーカーになってデザインで稼ぐ方法について説明していきます。
目次
未経験者がノマドワーカーのデザイナーになるには?
まず結論として、いきなりノマドワーカーになれるわけではありません。
今すぐ自由に働きたいからといっていきなり本業の仕事をやめてフリーランスのノマドワーカーになっても生活費が稼げずに仕事を探すのがオチです。
徐々にステップアップしていって目標に近づけていく方法がもっともリスクも少なく安全にノマドワーカーになる方法です。
もしあなたがデザインやプログラムなどのスキルがあるならフルリモートの案件を見つければ、すぐにでもノマドワーカーになれるでしょう。
ただこの記事では未経験からノマドワーカーになってデザインで稼ぎたいと考えているかたの為に記事を書いているので、ここではフルリモートの案件の探し方については話しません。
フルリモートの案件の探し方を知りたい方は別記事を参照してください⬇︎
話を戻しますが、未経験者がノマドのデザイナーになるためのおすすめのステップは下記の通りです。
- ①デザインソフトを勉強する
- ②デザインの基本について学ぶ
- ③デザインやノマド系の仕事を始める
- ④ストック型の仕事も並行してはじめる
- ⑤年収1,000万円以上を稼ぐためのノウハウを学ぶ
- ⑥自分の好きな仕事に手を広げる
上記の④まで進めれば本業から離れてノマドワーカーとして働くことができます。
基本的に④で副業の年収が200万円以上になるまでは本業と並行しながら副業として進めてください。⑤以上は達成が難しいですが、本当に自由に働く為に必要なステップです。
⑤で年収1,000万円以上と書いていますが、ノマドワーカーの80%は年収200万円以下です。それで物価の安い海外で暮らしたり工夫して多くの人は生活しています。
もちろん楽しく仕事ができて1人で生きていくのが目的ならばそれでいいでしょう。
しかし結婚や子供を育てることにまで視野を広げた場合、それで生活をしていくのは相当難しいと思います。
自分の理想と現実のバランスを考えてノマドワーカーとして生きていくために必要なステップが上記の6ステップです。
これから各ステップについて解説していきます。
①デザインソフトを勉強する
まずデザインソフトが使えなければ何もできません。逆に基本的な操作ができるだけでも仕事に繋げることができます。
例えば、過去にココナラで依頼があった仕事ですが「画像の不要なものを消して欲しい」という依頼があって画像編集ソフトのPhotoshopを使って画像の不要なものを消すだけで2,000円くらいになりました。作業時間は3分もかかっていません。
ココナラ
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Photoshopで画像の不要なものを消す機能は基本中の基本なので、5分で習得することができます。
ただ上記の仕事はある意味ラッキーな仕事です。そんな仕事ばかりではないので、デザインソフトを覚えるだけでガッツリ稼げるわけではないですが、ロゴを作ったりバナーを作ったりするのにもデザインソフトは必須です。
まずはAdobeのデザインソフト「PhotoshopとIllustrator」を身につけることをおすすめします。
Adobeのソフトは無料体験できるので試しに使って体験するのがいいと思います。
Illustratorの無料体験
Illustratorをお得に使う方法は別記事で解説しているので詳しく知りたい方はどうぞ→『Illustratorの体験版を無料で使い続けたい人』に知っておいて欲しいこと
Photoshopの無料体験
Photoshopをお得に使う方法も別記事にまとめているので参考にどうぞ→【Photoshopを無料で使い続ける方法があるってホント?】無料版のダウンロード方法と有料版との違い
②デザインの基本について学ぶ
デザインソフトがある程度使えるようになったら次にデザインの基本を学びましょう。ソフトを使えてもデザインできない人はたくさんいます。
理由はかんたんでデザインは難しいからです。
まず通常の人はどのようにデザイナーになるのかを説明していきます。
通常デザイナーになるには学生の頃から必死に勉強して超高倍率な受験を受けて美大に合格し作品作りをして、その作品を持って面接にいき採用されればデザイナーになります。
みんなデザイナーになる為に高い学費を払って青春を捨ててまで勉強してデザインのセンスを磨くのです。
若い頃から何年もデザインに時間を費やして、ようやく面接にたどり着いてプロのデザイナーになれるのですが、そこまで頑張ってもプロのデザイナーになれない人がゴロゴロいるような世界です。
そんな世界に飛び込もうとしていると考えてください。
ちょろっと勉強しただけでは無理です。デザインで仕事をするということは、そんな人たちに勝って仕事を取らなければいけません。
僕もプロのデザイナーとして10年以上働いていますが、デザイナーはクライアントに指名されないと仕事ができません。デザインを仕事にしたいと思うならこれからずっとデザインの勉強を続けていくと覚悟を決めてください。
ただ勉強ばかりしていても稼げないので、勉強しながら稼いでいくというスタイルをおすすめします。
まず基礎だけをデザインスクールで身につけてあとは、仕事をしながら徐々にセンスを磨いていくと効率が良いです。
独学は時間がかかるので社会人で働いている人にはおすすめできません。
それこそデザインソフトとデザインの基本を学ぶだけで何年もかかってデザインで稼ぐなんて夢のまた夢になります。
「スクールはお金がかかるし・・・」と思うかも知れませんが、政府公認のスクールなら補助金がおりるので月額数千円〜数万円程度から学ぶことができます。
ヒューマンアカデミー
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社会人におすすめのデザインスクールは別記事でまとめているので気になる方は参考にどうぞ→【プロが解説!】社会人におすすめのデザインスクール!
デザインスクールでは、就職先を紹介してくれる場合もあります。もしプロのデザイナーに就職するチャンスがあるなら就職してプロのデザインを学ぶことをおすすめします。
1度プロの実績を作ればはじめて仕事を受ける人からも信頼されるようになります。
実際僕もプロとして大手企業の仕事をしてきた実績があるからこそフリーになってからも仕事を依頼してくれる人がいるという実感があります。
無理をしてプロになる必要はありませんが、後々ノマドワーカーになれた時に実績があれば仕事がしやすくなるということは間違いありません。
③デザインやノマド系の仕事を始める
デザインの基本が学べたら、実際に仕事を受注していきましょう。
ただし実績がないデザイナーに仕事を頼んでくれるクライアントは多くはありません。
ですので、はじめにコンペに参加することをおすすめします。コンペとは多数のデザイナーがテーマに対してデザインを作成してクライアントがその中の1つのデザインを選ぶ仕事の方法です。
デザイン業界ではよく使われる手法ですが、メリットは誰でも参加できるのでデザインが失敗してもクライアントに怒られたり、トラブルになることもありません。
通常大企業のコンペでは参加者が指名されてコンペに受からなくても参加費がもらえますが、CrowdWorksなどのクラウドシーシングサービスではコンペに受からなければ報酬はもらえません。
その代わり自由に参加できるのでデザインの練習にはぴったりです。他の方の作品も見れるので初心者にはいい勉強になります。
はじめのうちは評価も実績もないので仕事はあまりこないと思います。そんな時はライターの仕事もおすすめです。時間が空いた時に今僕が書いているような記事を書くだけで報酬が貰えます。
ライティングの技術はデザインや他の仕事をするにしても実はかなり重要なので身につけておいて損はありません。参入障壁も低いので、はじめの方の仕事としてはおすすめです。
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慣れてきたらコンペ以外でも仕事を募集しても良いと思いますが、ひとつ注意点があります。
デザインには賠償責任というリスクがあります。プロなら経験していることですが、デザイン未経験の人はなぜデザインに賠償責任が起きるのかすら分からないでしょう。
僕は過去にデザイン事務所で賠償責任を追求され支払いを要求される立場にたったことがあります。
デザインは気軽に稼げるものと思ってCrowdWorksなどでフリーランスや副業で参入するデザイン初心者が多いですが、リスクに関してはまったくの無知です。
賠償責任は結構な確率で起こるのです。仕事をはじめる前にフリーランス用の保険にだけは必ず入っておきましょう。
「保険なんてお金がかかるし…」と思っている人でも安心の無料保険付きサービスの『フリーナンス』というサービスがあります。
フリーナンス
賠償責任やフリーナンスに関しては別記事でまとめているので参考にどうぞ→【フリーランスで失敗しない!】クリエイターが安定して稼ぐ方法!
④ストック型の仕事も並行してはじめる
この時点で同時並行でストック型の仕事もはじめていきましょう。今までの仕事は労働型の仕事です。労働型の仕事は働いた分だけ報酬をもらえますが、ストック型の仕事はそうではありません。
今まで労働型の仕事しかしたことがない人は理解しずらいかも知れませんが、ストック型の仕事を持っておくと自分が働いていない間も収入が入ってきます。
ノマドワーカーの1番のリスクは仕事が無くなると収入が途切れることです。そんな時にストック型の仕事を持っていればリスクを回避することができます。
こうやって説明すると万能そうに聞こえますが、ストック型の仕事は収入が発生するまでにタイムロスがあります。仕事によりけりですが、収入が高いストック型の仕事ほど育てるのに時間がかかります。
僕がおすすめする仕事は素材販売です。デザインやイラスト、写真などをサイトにアップロードするだけで自動的に販売してくれる素材サイトがあります。
素材販売は収入が発生するまでが早いので、労働型の仕事で慣れている人もストック型でも稼げるんだと実感できることが大きなメリットです。
素材販売に関しては別記事で紹介しているので、読んでみてください⬇︎
⑤年収1,000万円以上を稼ぐためのノウハウを学ぶ
ノマドでできる副業の仕事が年収200万円以上になれば本業にしてしまっても大丈夫です。そこまで実績ができたら安心です。本業にして集中することでさらに収益を伸ばすことができるでしょう。
ここまで実績を積み重ねてきたなら次は企業の仕事に挑戦することをおすすめします。今はフリーランスやノマドワーカーのために企業とクリエイターを繋ぐ案件紹介サービスというものがあります。
このサービスを利用すれば年収1,000万円は本当にカタイです。ただ企業に信頼される位の実績が必要なので、ここまでにしっかりとセンスやスキルを磨いておく必要があります。
案件紹介サービスに関しては別記事で紹介しているので、興味があれば読んでみてください⬇︎
⑥自分の好きな仕事に手を広げる
年収1,000万円を稼げるようになっていれば、ある程度貯金もできてくるので自分のやりたい仕事があれば手を伸ばすことができます。
デザインがしっかりできるようになれば、ホームページを作成できたり、ブランドを立ち上げて商品を販売することもできます。
商品ページデザインやDMデザイン、ロゴデザインなどすべて自分でできるので、起業するためのお金が本当に少なくて済みます。
新商品を販売するために普通の人はデザイン費だけで10万円以上かかりますが、デザイナーならデザイン費はすべて無料です。
TVでも話題になりましたが、主婦のデザイナーが副業でいっぱい稼いでいると紹介していましたが、その主婦の方も似たような道を歩んで色々努力されてきた結果だと思います。
そしてここまで紹介してきたのは僕自身が辿ってきた道でもあります。僕はここまでくるのにデザインの勉強をはじめてから10年以上かかりました。
すべてが手探りだったので時間がかかりましたが自由に生きるための道のりがちゃんとあって、それを1つずつ乗り越えることで本当の意味でのノマドワーカーになれるのではないでしょうか?
これまで紹介したステップを乗り越えれば必ずノマドデザイナーとして生きていくことができるので、ぜひ頑張ってください。
未経験者がノマドデザイナーになる方法のまとめ
この記事ではノマドデザイナーになる方法を順に紹介してきましたがノマドとして働くには技術が必要です。
これからノマドを目指す人は、まずはクライアントの要望に応えられる技術を習得して簡単な仕事からこなして実績を積んでいくといいでしょう。
この記事がノマドデザイナーを目指すお役に立てれば幸いです。
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