- パースが理解できない。
- パースが上手くなる方法は?
- パースってどうやって練習するの?
そんな方にパースの練習方法について3D制作も担当していたグラフィックデザイナーがシンプルに解説していきます。
目次
パースとは?
パースとは一言でいえば『遠近法』です。
デザイン業界ではパースは、『立体表現』として使われることが多いです。
例えば、「この図面のパース作って(立体におこして)」とか言われます。
パースが理解できない…
パースが理解できない人は、参考書の解説を見ると分かりやすいでしょう。
この記事ではパースを学べる参考書『鉛筆一本ではじめる光と陰の描き方』の内容を引用してパースについて解説していきます。
ブログでは全てを解説できないので、しっかり学びたい場合は読んでみることをおすすめします。
鉛筆一本ではじめる光と陰の描き方
★★★★☆ 3.4
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パースの解説
真上からパンケーキを見た絵を描くと、こんな感じで平面に見えます。
それを斜め上から描くと立体に見えます。
こうやって立体に見えるように描くことがパースです。なんとなく理解できましたか?
初心者向けのパースの練習方法
パースがざっくりと理解できたら、次に練習方法です。
パースが完全に理解できなくても、練習で描いているうちに段々と理解できるので安心してください。
早速パースを描いていきましょう。
一点透視図法の描き方
パースには色々な技法があります。
もっとも理解しやすい一点透視図法から練習していきましょう。
一点透視図法で机を描く
⑴まずは線を引いて、消失点を描く。
⑵机の側面を描き、図のように消失点に向かって線を引く。
⑶補助線内に机の側面をもう一つ描く。
⑷完成形はこちら
上記のように簡単なパースを描く練習から始めるのがおすすめです。
パースには他にも『アイレベル』や『2点透視図法』などの専門用語や技法もありますが、言葉から入ると混乱するので、参考書に描かれている方法を真似して順にやってみるのがいいでしょう。
パースが上手くなる方法
パースを上達させるおすすめの方法がデッサンです。
パースを描くのが上手い人はパースのくるいにスグに気がつきます。
それは観察力があるからです。
観察力はデッサンで鍛えることができます。
デッサンの勉強方法は別記事でまとめているので、興味がある方は参考にしてください→デッサンの勉強方法まとめ
パースを学ぶ方法
パースを学ぶ方法は色々あります。
ここからはパースを学べるおすすめの本や講座を紹介していきます。
パースについて学べる本
全くの初心者なら初めに紹介したデッサンの基本から学べる『鉛筆一本ではじめる光と陰の描き方』がいいでしょう。
もっと本格的に学びたいなら『建物&街角スケッチパース』がおすすめです。
建物&街角スケッチパース
パースを学べるオンライン講座
オンライン講座でパースを学べる学習プラットフォームもおすすめです。
オンライン講座は手を動かしながら学べるので、動画の方がよく学べると思う人にいいでしょう。
UdemyのAdobe Illustrator:中級講座 ゼロからパーススケッチが描けるようになる講座
上記の講座ではパースの基本やIllustratorを使ったパースの描き方を学ぶことができます。
デザインの勉強の為にパースを学ぶ方におすすめの講座です。
Illustratorを持っていないなら公式サイトで1週間無料体験できるので、試してみるのもいいでしょう。
Illustratorの無料体験
ちなみにIllustratorの購入を考えている方はお得に購入する方法を別記事にまとめているので、そちらの記事も参考にしてください→『Illustratorの体験版を無料で使い続けたい人』に知っておいて欲しいこと
ストアカの建築インテリア業界に特化したphotoshop講座(初級編)
上記の動画では、パースをPhotoshopで作る際のコツを直接講師(オンライン・オフライン両方可)から学ぶことができます。
パースの実践的な使い方を学びたいと思っている人におすすめです。
Photoshopを持っていないなら公式サイトで1週間無料体験できるので、試してみるのもいいでしょう。
Photoshop
ちなみにPhotoshopの購入を考えている方はお得に購入する方法を別記事にまとめているので、そちらの記事も参考にしてください→【Photoshopを無料で使い続ける方法があるってホント?】無料版のダウンロード方法と有料版との違い
どんな職業にパースが役立つの?
パースはクリエイティブな職種のほとんどに役立ちます。
デザイナー、建築家、イラストレーター、漫画家など立体を描く職業の人には必須の知識です。
いくらデザインソフトが高度になっても使用するクリエイターにパースの知識がなければ、いい立体表現をすることはできません。
パースが使えるデザインソフト
職種別にパースが使えるデザインソフトも紹介しておきます。
デザイナーはIllustratorを使う
デザイナーにもよりますが、基本的にクリエイターの多くはIllustratorを使います。
グラフィックデザイナーはIllustratorで簡単なパースを作る人が多いです。
より簡単に立体を作りたいならDemensionがおすすめです。
Demension
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建築家や設計デザイナーはAUTOCADを使う
設計などより本格的にパースを描く職業の方はAUTOCADを使う方が多いです。
AUTOCAD
CG系のクリエイターはMAYAを使う
CG系のクリエイターが使うソフトは人によって変わってきますが、有名なものはAUTODESKのMAYAや3ds MAXです。
MAYA
3ds MAX
職業別に使うソフトを詳しく知りたいなら別記事を参考にどうぞ→【プロのデザイナーが使うソフト】クリエイター別デザインソフトまとめ!
初心者のためのパースの練習講座まとめ
この記事では初心者がパースの練習をする為におすすめの方法を紹介しました。
なんでもそうですが、初めは難しく感じます。
まずは簡単な一点透視図法から勉強するのがおすすめです。
本格的にパースやデッサンを学びたい・・・
そんな方に、おすすめの美術予備校をまとめているので興味がある方は参考にしてください→【社会人におすすめの美術予備校!】美大受験・デッサンで人気の予備校は?
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この記事ではパースの練習方法をまとめています。