- どのフォントがおすすめなの?
- フォントってどこで入手するの?
- 商用利用できる無料のフォントを知りたい!
そんな方に向けて、デザインに使うフォントの選び方について解説していきます。
目次
初心者におすすめのフォントは!?
初心者には定番のフォントがおすすめです↓
- 遊ゴシック
- ヒラギノ
- AXIS
- Helvetica Neue(ヘルベチカ・ノイエ)
- Avenir Next(アヴニール ネクスト)
などがウエイトも豊富で使いやすいでしょう。
※ウェイトとは、文字の太さのことです。
フォントはデザインに合わせて選ぶ必要があります。
しかし初心者は、デザインにあっていないフォントを使ってしまいがちです。
僕はデザイン事務所での下積み時代に、
変なフォントは使うな!
と何度もいわれました。
この変なフォントとは、
- スクリプトフォント
- 手描きフォント
- 個性的なフォント
などの使い時を選ぶフォントのことです↓
特に初心者は奇抜なフォントを選びがちです。
デザインに合っていれば問題ないのですが、フォントだけが奇抜だとおかしいデザインになります。
定番のフォントなら基本的に、どんなデザインにも合いやすく見る人も読みやすいです。
世の中の色々なデザインをよく見てください。
そうすればプロの手がけたデザインほど定番のフォントが使われていることがよくわかると思います。
ただいずれはデザインに合ったフォントを選ぶセンスを身につける必要があります。
フォントの選び方については勉強しないといけません。
フォントに注目して色々なデザインを見るだけでもセンスは身についていきますが、
フォントに関してすぐにでも勉強したいなら、本で勉強するのがおすすめです。
おすすめの書籍を2冊だけ紹介していきます↓
フォントにおすすめの書籍
ひと目でわかるフォントが活きるデザインの基本。
MdNのシリーズ本でパッとみるだけフォントを学べる書籍です。
フォントによってどのようにデザインの印象が変わるのか↓
フォントに関する説明↓
初心者でも作例とわかりやすいレイアウトでパッと学ぶことができます↓
ひと目でわかるフォントが活きるデザインの基本。は、ebook japanで無料会員登録すると50%OFFで購入できるので、まだ使ったことがない方はおすすめです。
ebook japan
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ほんとに、フォント。
こちらはデザイン書でも有名なけっきょく、よはく。の続編でフォントに絞った内容の書籍です。
NGとOKのページレイアウトになっており、フォントのイイ使い方・悪い使い方が学べます↓
フォントによって、見る人にどんなイメージを与えるかなどの基本も学べます↓
フォントはどこでインストールするのがいいの?
フォントのインストールするには、AdobeFontsがおすすめです。
AdobeFonts
AdobeFontsをおすすめする理由は、
- 無料で使える
- 簡単にフォントを追加できる
- トラブルを未然に防げる
など無料で使えてメリットがあるからです。
AdobeFontsはAdobeのデザインソフト(IllustratorやPhotoshopなど)を使っていれば無料で使うことができます。
デザイナーでAdobeのソフトを使わない人はいないと思うので、基本的に無料で使えるでしょう。
Adobeのソフトを持っていないなら興味があるソフトを無料体験してみるといいでしょう。
Adobeのソフトを無料体験する
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Adobe Fontsを使うには?
Adobe Fontsページにて任意のフォントのアクティベートをオンにするだけなので、
ワンクリックでフォントを追加することができます。
Adobe Fontsの特徴!
⑴使えるフォントの数が多い!
Adobe Fontsでは、15000以上のフォントを利用することができます。
その中には有名フォントメーカーのモリサワフォントも含まれています。
⑵安心してフォントを利用できる
Adobe Fontsはライセンス付与済みなので、安心してフォントを利用することができます。
⑶トラブルも起きにくい
デザインの現場では特殊なフォントを使っていて、
データを受け取ったもののフォントが使えないといったトラブルがあります。
しかしAdobeFontsなら使っている会社も多いので、
データのやり取りでフォントの問題が発生することは少ないです。
Adobe Fontsの使い方を知りたい方は別記事にまとめているので、参考にどうぞ→【無料フォントを使いたい!】ダウンロードにおすすめのサイトは!?
標準フォントを使うには?
MacはFont Bookに標準フォントが入っています。
Font Bookで使いたいフォントをオンにするだけで使用することができます。
標準装備されているフォントを購入しようとすると、それなりの料金がかかります。
例えば游ゴシック体の場合↓
上記のように価格は1ウェイト33,000円です。
文字の太さを1つ増やすごとに33,000円が追加されるということです。
とても個人が買えるような価格ではありませんが、MacやWindowsでは標準装備されています。
企業になるとこういったフォントをまとめてサブスクリプションで契約している場合もありますが、
個人で使うなら、無料で使える標準フォントを利用するのがおすすめです。
無料でいいフォントはあるの?
無料で使えるフォントは結構あります。
ただネットで拾えるような無料のフォントを使うにはリスクがあります。
無料フォントのリスクは著作権!
基本的に仕事で無料フォントはおすすめしません。
1番の理由としては著作権の問題です。
無料でダウンロードはできるけど個人使用しかできないフォントもあります。
それを間違って商用利用で使ってしまうという可能性が出てきます。
利用規約を隅々まで読むことができるならいいのですが、恐らくすべてを読む人はごく僅かでしょう。
だから個人使用以外は使わないほうが無難だと思います。
どうしても使う場合は、著作権での賠償リスクを防ぐために保険に入っておくと安心です。
今は無料で入れる賠償責任保険もあるので、紹介しておきます。
フリーナンス
おすすめの無料フォント!
ただそれでもデザインをする上で手描きフォントや特殊なフォントが必要になる時があります。
そんな時に無料でいいフォントがあるのでいくつか紹介しておきます↓
無料フォントはどういう時に使うの?
例えばデザインの依頼では、
萌え系にしてほしい!
ゲーム風にしてくれ!
など特殊な依頼がくるときも多いです。
そんな時は、デザインにあった無料のフォントを探して使うのもいいでしょう。
定番の英語フォント
Helvetica(ヘルベチカ)
Helveticaは世界でもっとも多く使われていると言われるフォントです。
現在はHelvetica Neueという新しいHelveticaもでています。
Helveticaを特集した本が出ているくらい人気のフォントです。
Helvetica: Homage to a Typeface
✔︎Helveticaを使った企業ロゴ
Futura(フーツラ)
ルイヴィトンやシュプリームなどのロゴに使用されているフォントです。
Futura: The Typeface
✔︎Futuraを使った企業ロゴ
Avenir(アヴニール)
Avenirはスターバックスのブランド書体として使われているフォントです。
現在はイタリック体も追加されたAvenir Nextが出ているので、そちらを使うのがおすすめです。
Myriad(ミリアド)
アドビオリジナルのフォントで、アップルのロゴとして有名なフォントです。
✔︎Myriadを使った企業ロゴ
Optima(オプティマ)
Optima(オプティマ)はアストンマーチンにも使用されているエレガントなフォントです。
✔︎Optimaを使った企業ロゴ
Adobe Caslon(アドビ カスロン)
フォントに悩んだらとりあえずCaslonを使え!
という言葉があるくらい汎用性の高いフォントです。
アメリカの独立宣言書に使われたフォントで有名です。
Baskerville(バスカヴィル)
Baskervilleも定番のフォントで、歴史が長いですがいまだに使われています。
Garamond(ギャラモン)
以前appleに使われていたロゴのフォントです。
✔︎Garamondを使ったデザイン
Bodoni(ボドニー)
Bodoniはファッション雑誌・広告・映画のタイトルにも使われることも多く人気のフォントです。
Times New Roman(タイムズ・ニュー・ローマン)
Times New Romanはもっとも利用されているセリフ体で視認性が高く、
見出しや本文に使いやすいフォントです。
初心者におすすめのフォントまとめ!
初心者には下記のような定番フォントがおすすめです↓
- 遊ゴシック
- ヒラギノ
- AXIS
- Helvetica Neue(ヘルベチカ・ノイエ)
- Avenir Next(アベニール ネクスト)
などがウエイトも豊富で使いやすいでしょう。
フォントをインストールするには、
AdobeFontsを使うのがもっともおすすめです。
無料のフリーフォントは著作権の問題などがあるので、あまりおすすめできません。
利用する際は必ず利用規約を確認しておきましょう。
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この記事ではデザイン初心者におすすめのフォントを紹介していきます。