- ベクターの作り方は?
- 画像をベクターにしたい!
- ベクターを保存する方法は?
そんな方にIllustratorでベクター画像を作る方法を解説していきます。
目次
Illustratorのインストール
まだIllustratorを持っていない方は、公式サイトで無料体験することができます。
ベクターとは?
ベクターは、どれだけ拡大・縮小しても画質が維持されるので、サイズによって劣化することがありません。
ベクターを編集できるソフトはIllustratorです。
ベクターとラスター(ビットマップ)の違い
先ほど解説したベクターと違いラスター(ビットマップ)は拡大・縮小すると画質が劣化します。
実際に見た方が分かりやすいので、実例を使って解説していきます。
ベクター
ベクターは、拡大しても画質は変わらず滑らかです。
ラスター(ビットマップ)
ラスターは拡大すると画質が劣化します。
ベクター画像の作り方
Illustratorでベクター画像を作る方法
ペンツールや図形ツールを使うと、ベクター形式のオブジェクトを作成することができます。
カンタンな矢印の作り方で解説していきます。
上記のようにベクターオブジェクトが作成できたら、あとは保存するだけです。
SVG形式で保存する
⑴ファイルから保存
⑵ファイル形式でSVGを選択→OK
⑶SVGオプションでOK
ベクターを画像で保存するならSVG形式で保存するといいでしょう。
画像にせずにベクター形式で保存するなら、aiデータで保存するのがおすすめです。
aiで保存する
aiで保存するには、ファイル形式をadobe Illustrator(ai)にするとaiデータで保存できます。
画像をベクター化する方法
画像の準備
画像の準備には素材サイトがおすすめです。
Illustratorで使用する画像ならAdobeのソフトと相性がいいAdobeStockがおすすめです。
初回なら10点無料で画像やイラストをダウンロードできます。
AdobeStock
写真AC
練習用に使う素材なら写真ACもいいでしょう。
素材のクオリティやIllustratorとの相性はAdobeStockには劣りますが、1日1回無料で素材をダウンロードすることができます。
ラスター(ビットマップ)画像をベクターに変換するには?
画像をベクターに変換する1番カンタンな方法は画像トレースを使う方法です。
Illustratorの画像トレースの使い方
⑴画像を選択する
⑵コントロールパネルの画像トレースボタンを押す
⑶オブジェクトから分割・拡張…
⑷分割・拡張…オプションでOK
上記のように画像をベクターに変換できれば、色を変えたりオブジェクトを編集することができます。
Illustratorのベクター画像まとめ!
ベクターは、どれだけ拡大・縮小しても画質が維持されるのでサイズによって劣化することがありません。
ベクターを画像として保存するなら、SVGで保存するといいでしょう。
ベクターを普通に保存するならaiデータがおすすめです。
ベクターを作れるソフトはIllustratorです。
Illustratorの使い方がよく分からない。もっと勉強したい!
という方におすすめの本や講座をまとめているので、興味がある方は参考にどうぞ。
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