この記事はIllustratorのオブジェクトについての記事です。
- Illustratorのオブジェクトってなに?
- Illustratorを使い始めたばかりで用語がよく分からない・・・
そんな方にIllustratorのオブジェクトについて、短い動画を使ってやさしく解説していきます。
目次
Illustratorのオブジェクトってなに?
- オブジェクト=Illustrator上で扱うすべてのモノ
- 例:文字、画像、図形、線、イラストなど
- オブジェクトという言葉の出現頻度と重要性
オブジェクトの種類をひとつずつ解説
テキストオブジェクト(文字)
- 選択すると枠が表示される
- フォントや文字間、段落設定もオブジェクト単位

画像オブジェクト(写真や素材)
- 配置した画像もオブジェクトのひとつ

リンク画像と埋め込み画像の違い
Illustratorで画像を配置する際には、「リンク」と「埋め込み」の2つの方法があります。
● リンク画像とは?
リンク画像は、Illustratorファイル(.ai)に画像そのものは含まれず、外部の画像ファイルを参照して表示している状態です。
画像は軽く扱えますが、元の画像ファイルを移動・削除すると表示できなくなるため注意が必要です。
🔸メリット:ファイル容量が軽くなる
🔸デメリット:元画像がないと正しく表示されない
● 埋め込み画像とは?
埋め込み画像は、配置した画像のデータをIllustratorファイル内に取り込む方法です。
外部ファイルが不要になるため、データのやりとり(入稿や提出)には便利です。
🔸メリット:画像がIllustratorファイルに含まれるため安心
🔸デメリット:ファイル容量が大きくなることがある
● どちらを使えばいいの?
- 自分ひとりで作業する場合や納品・印刷前のデータ整理では「埋め込み」が安心
- 画像が多く、動作が重くなる場合や複数のファイルで画像を使い回す場合は「リンク」が効率的です
ただ基本的にはリンク画像を使用します。
埋め込み画像を変形したい場合や、印刷時に指示があった場合のみ埋め込み画像を使用することがあります。
パス

図形

イラスト

※上記のイラストはフリー素材サイトイラストACのものです。

Illustratorのオブジェクトまとめ
オブジェクトはIllustrator上に存在する全てのモノだと説明してきました。
画像もオブジェクトだし、イラストもオブジェクトです。
Illustrator上に存在するものをひっくるめてオブジェクト呼ぶので、参考書か何かでオブジェクトと出てきたら、イラストやら画像やらのことを指すんだなぁと思っておけば問題ありません。
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